中古の一戸建て住宅を購入する時に一番大きな関門になったのは住宅ローンです。住宅ローンは会社員でないと組むことができないのかと思っていましたが、非正規雇用であっても継続的な収入があれば組むことができました。私の場合は非正規雇用でしたので、銀行系は難しかったのですが、その代わり審査基準がそれほど高くないフラット35で住宅ローンを組みました。ローンを組む際に気になったのが年収です。年収が低いとローンが組めないという噂がありましたが、実際にはそのようなことはなく、正しくは年収によって組めるローンの額が異なるという点です。 年収が250万円ぐらいだと1600万円ほどの借り入れをすることが可能でした。また、過去3年の間に3回も転職をしているので審査にとおらないのでは無いかと心配をしていましたが、職場は変えても継続的な収入があれば問題ないと言うことでしたので、その点もクリアしました(求職期間が5ヶ月続いても大丈夫でした)。ただ、退職理由については聞かれますが、不動産会社も一緒に理由を考えてくれるため、それほど心配することはありません。機構から電話がかかってきて詳しく聞かれることはありません。 ローンが通り、数ヶ月後に住宅に住み始めましたが、住環境は特に重要だと言うこともわかりました。住宅を決めるときは建物の間取りや築年数、利便性で決める人がほとんどです。もちろん、高い買い物ですのでそれぞれが重要なのは否定しません。ですが、そこに近所についても調べてみる必要があるでしょう。私が住んだとことは近所関係も悪くはありませんでしたが、近所関係がうまくいかずにストレスをためて鬱を抱えながら住んでいる人もいますので、その近所にどのような人が住んでいるのかをできるだけ調べておきましょう。 住み始める時にはご近所の挨拶をする必要があります。田舎などの人間関係を重視するところでは必ず必要ですが、そうでなくてもこれから長いつきあいになりますので、友好な関係を築くべく挨拶回りは必ずしておきましょう。